瞑想とイメージング

私は個人的には、願望実現のためにイメージングが不可欠とは考えていません。(詳しくはこちらの記事→潜在意識を使えば願望が実現する
ただ、イメージングの方が得意だという人もいると思うので、以前、私が実際に行っていたイメージングのやり方を説明したいと思います。
面倒くさがりの私は、今では上記の記事で説明している、言葉を使った手法のみを行っていますが、このイメージングも効果があることは保証します。


1.瞑想とは


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よく、瞑想イメージングを混同している人を見かけるので、まずは「瞑想」についてお話させていただきます。


瞑想とは、正確に言えば1つのことに集中していたり、あるいは無になっている心の「状態」を表現する言葉ですが、世間一般ではそのような状態になる「行動」を瞑想と呼んでいます。

一方、イメージングとは、自分の願望が達成されたところを想像することによって、潜在意識に願望を植え付ける手法のことです。
このように、両者は全く異なるものなのです。

ですから、瞑想には願望実現の直接的な効果はありませんが、潜在意識のマイナス要素をクリーニングしたり、記憶力・意志力の強化など、実生活でもプラスになることが多いので、その具体的なやり方を説明しておきます。

まず、姿勢ですが、これは特に決まりはありません。
立っていても、座っていても、寝ていても構いません。
先にも述べたように、瞑想とは「心の状態」ですので、どのような姿勢で行っても結構です。
そして、目を閉じて、意識をそらに向けてください。
もっと高く、もっと遠くへ、意識を移していきます。
すると、あなたの意識は、宇宙にまで到達します。
そこで、耳を澄ませて、宇宙空間の音に意識を集中させてください。

この状態が瞑想です。
当然、宇宙には音はありませんので、その存在しない音に集中する(無に集中する)ことで、簡単に心を無の状態にすることができます。

ただ、おそらく多くの人が、この状態を長く保つことができないと思います。
どうしても、無に集中できず、雑念が湧いてきてしまうはずです。
しかし、これを瞑想の失敗とは考えないでください。
揺れ動く心を軌道修正する訓練こそが瞑想の目的です。
雑念が湧いたことに気づき、再び無に集中することで、あなたの精神力はどんどんパワーアップしていきます。
ですから、雑念が湧いた時こそが、実は最大のチャンスなのだと認識するようにしてください。


2.リラックス状態に入る


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イメージングした内容が潜在意識に届きやすくなるのは、脳波がアルファー波の時だと言われています。
アルファー波はリラックスしているときに出てくる脳波です。
イメージングの具体的なやり方の前に、イメージが潜在意識に届きやすくなる状態を作るリラックス法についてお話しします。

まず、姿勢についてですが、全身の力を抜いていくので、瞑想と違って立ったままでは難しいです。
ですから、座るか寝るか、どちらかにしてください。
座る場合には、イスでも正座でも胡座あぐらでも、座り方は何でも構いません。
自分にとって楽な姿勢にしてください。
目を閉じて、鼻から息を吸います。
この時、実際には鼻から息を吸い込むのですが、足の裏から空気が体の中に入ってくるイメージをしてください。
そうすることで、肺の奥まで使う腹式呼吸が自然にできます。
そして、吸い込んだ息を吐くときには、口から息を吐き出しながら、風船のように空気が抜けていき、体がどんどんしぼんでいくイメージをしてください。
空気と一緒に、体の力が抜けていきます。
慣れないうちは、部位ごとに分けた方がやり易いと思います。
一息目では右腕の空気が抜け、二息目には左腕の空気が抜け、その後、胸、腹、腰、右足、左足と力を抜いていき、最後に頭の空気を抜きます。

これで脳波がアルファー波となり、イメージしたことが潜在意識に入りやすくなります。
イメージングを行おうと考えている人は、是非、このリラックス法をマスターしてください。

3.正しい「イメージング」


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いよいよ、イメージングについて説明をしていきます。
さて、一般的にイメージングのやり方としては、「自分が願望を達成したところを、映像としてありありと思い浮かべる」というものですが、この説明では片手落ちと言わざるを得ません。
それというのも、これは「ビジュアライゼーション」と言って、イメージングの一部分を切り取ったものに過ぎないからです。
では、イメージングとはどのようなものかということをお話する前に、NLP(神経言語プログラミング)などで言われている表象システムというものについて説明をさせてください。

表象システムとは、簡単に言えば人間の五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)のことですが、人によって、優先して使っている表象システムが異なり、一般に「視覚優位」、「聴覚優位」、「体感覚(触覚、嗅覚、味覚)優位」の3つのタイプに分類されます。
ビジュアライゼーションでは表象システムの視覚しか用いていないため、大きな効果は期待できません。
イメージングは視覚、聴覚、体感覚のすべてを使って、願望を実現した状況を体験することが大切なのです。

では、具体的なイメージングの手順に移ります。
まずは、ビジュアライゼーッションで、自分の願望が実現したときの様子を映像化しましょう。
このとき、成功している自分自身の視点から映像化しても良いですし、成功している自分を外側から眺めても良いですが、個人的には前者をおすすめします。(理由は後述します)

次は、自分が成功したときに、どのような音が聞こえてくるでしょうか。
歓声、拍手、もしくは、あなたの大切な人の優しい声。
それらを、想像してください。

最後に、あなたが願望を実現したときの体感覚を再現します。
お金を手に入れたいのであれば、そのお金で購入した物の手触り。
健康を手に入れたいのであれば、身体的苦痛のなくなった爽快感。
他にも、その場所の温度や香り、身につけている衣服の肌触り等、できるだけ多く感じてみましょう。

そして、これがイメージングで最も大切なことですが、願望実現を体験して、その喜びに浸ってください
この喜びを感じなければ、どれだけ鮮明にイメージをしたとしても、意味はありません。
喜びという「感情」を潜在意識に浸透させることこそが、イメージングの目的だからです。
先程、自分の視点からイメージをしたほうが良いと書いたのはこのためです。
自分自身のこととして、願望実現を体験したほうが喜びを感じやすいと思います。
ただし、外から自分を眺めるほうが喜びを大きく感じると言う人はこの限りではありません。
先程も書いた通り、どの視点から見ないといけないという決まりはありませんので、自分に合っている方法で行ってください。